(WCP) Festival (Destroy Capitalism)
《フェスティバル(デストロイ・キャピタリズム)》はバンクシー作品のなかでも、ダーク・ユーモアが感じられるひとつである。 音楽フェスティバルの屋台に並んでいるのは、若い母親やパンクス、ヒッピー、フーリガンなど。一般的に「反資本主義者」と見なされる人達である。皮肉なことに、彼らが並んでまで買おうとしているTシャツには「デストロイ・キャピタリズム」の文字がプリントされている。観客の消費動向に合わせて、巧妙に商品化したことを気づかないまま彼らは買ってしまう。
技法 | スクリーンプリント (複製版画) |
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画寸 | 56.0 × 76.0 cm |
額寸 | 65.0 × 85.0 cm |
限定部数 | 500 |
備考 |
WCP版:WCP(WEST COUNTRY PRINCE)は、バンクシーの初期の作品と同様の方法でリプロダクション作品として制作されたもの。 |
在庫状況 | 商談中 |
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バンクシーについて
社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など政治色の強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれている。