(WCP) Rude Copper
《ルード・コッパー》は2002年に250部を発売し、数枚の手描きドローイングを仕上げた。 作品のモデルになった警察官には、自筆でサインして贈り物にもしている。 作品を通してバンクシーは、法と秩序を代表する人について、自分の意見を率直に伝えている。 警察官がはっきりと中指を立てたジェスチャー、このジェスチャーを向けた先は「あなた」ではなく、恐らくは英国当局と思われます。なぜなら、背後にはアナーキーのシンボルが見てとれるからです。ただ、もしかしたら口うるさい市民に業を煮やした警察官が「失せろ」と言っているだけかもしれません。「あなた」がどう感じるか次第です。
技法 | スクリーンプリント (複製版画) |
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画寸 | 57.5 × 42.0 cm |
額寸 | 67.4 × 51.4 cm |
限定部数 | 500 |
備考 |
WCP版:WCP(WEST COUNTRY PRINCE)は、バンクシーの初期の作品と同様の方法でリプロダクション作品として制作されたもの。 |
在庫状況 | 在庫あり |
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バンクシーについて
社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など政治色の強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれている。