ウォーターフォールオンプリント#3







本作品が制作された1995年は千住博のターニングポイントとなった年です。 創立100周年のヴェネツィアビエンナーレに於いて、デビット・ホックニーら世界の巨匠をおさえ、東洋人としてはじめて絵画部門の個人賞に輝き、国際的な脚光を浴びた年です。 本作品の技法エッチングによる滝の世界「ウォーターフォールオンプリント」シリーズは、版画の可能性を追う一連の発表作になり、 銅版上を流れる硝酸液による実際の「滝」のリアリティそのものに、遠く松尾芭蕉や紀貫之の精神性を感じさせる。
技法 | コピートナーアクアチント |
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画寸 | 100.0 × 70.0 cm |
額寸 | 125.0 × 92.1 cm |
制作年 | 1995年 |
限定部数 | 30 |
サイン | 本人サイン |
工房 | 車木工房 |
在庫状況 | 売却済 |
千住博について
日本画の存在やその技法を世界に認知させ、真の国際性をもった芸術領域にすべく、講演や著述など幅広い活動を行っている。ニューヨークを拠点に世界的に活躍する日本画家