安芸路を描く
厳島神社大鳥居
本社から108m離れた海中に立つ。本柱に計4本の控え柱を持つ「両部大鳥居」の形式である。現在の大鳥居は明治8年(1875)建立。本柱は1本のクスノキを使用している。木造の鳥居としては高さ・大きさともに日本一である。 創建についてはつまびらかでないが,最古の記録がある平清盛の仁安3年(1168)の造営のものを初代とすると,現在のものは8代目となる。厳島神社を描いた「一遍聖人聖絵」には社殿前に明神(みょうじん)鳥居が描かれている。現在の形式になったのは天文16年(1547)大内義隆等が中心になって行った再建時と言われる。
技法 | リトグラフ |
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画寸 | 31.0 × 41.5 cm |
限定部数 | 120 |
サイン | 本人サイン |
取材先 | 廿日市市宮島町 |
在庫状況 | 売却済 |
平山郁夫について
平和への祈りに根ざし、仏教やシルクロード、世界の文化遺産などをテーマに、人類の悠久の歴史を壮大なスケールで描いた。また世界各地を取材していく過程で、貴重な文化遺産を災禍から守り後世に伝えようと「文化財赤十字」構想を提唱、その活動業績は世界でも高く評価されています。東京藝術大学の学長として後進を指導した。広島県出身の日本画家