Girl with Baloon
「Girl with Balloon」は2002年、ロンドン南部のエリア「サウスバンク」のテムズ川沿いにある階段の壁に壁画として登場した。現在は市の職員によって塗り直されてしまっている。 突風により少女の手元から離れて行くハートの形をした風船。その風船を捕まえようと手を伸ばす少女。少女の風船は真っ赤に塗られていて、後方、階段付近には「THERE IS ALWAYS HOPE」(希望はいつもある)というメッセージが添えられている。 ハート型の風船は「愛」の象徴だとも言える。人が生きる上で根元となるものが「愛、思いやり」だ。これを失くしてしまうと、人はすべてを喪いかねない。
技法 | スクリーンプリント |
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画寸 | 70.0 × 50.0 cm |
額寸 | 87.9 × 68.0 cm |
備考 |
WCP版:WCP(WEST COUNTRY PRINCE)は、バンクシーの初期の作品と同様の方法でリプロダクション作品として制作されたもの。 |
在庫状況 | 在庫あり |
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バンクシーについて
社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など政治色の強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれている。