ゆたかなる富士
‐歩き出しそうな富士を描きたい‐ 堂々とした富士山を描き続けた画家が、ある意味ユーモラスで身近な富士山を描いた作品。
また、右上にある月の中にとぐろを巻いている蛇がいるが、画家は「蛇の年(2001年作)だから。世の中の人も明るい気持ちになるようにと思ってお日様の中に蛇を入れたの。」
技法 | リトグラフ 本金箔 |
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画寸 | 58.0 × 70.0 cm |
額寸 | 82.7 × 92.6 cm |
レゾネNo. | 片岡球子 全版画集 2023年発行(オリジナル版画 No.101) |
制作年 | 2001年 |
版数 | 本金箔、本プラチナ泥 30色 |
限定部数 | 180 |
サイン | 本人サイン |
在庫状況 | 在庫あり |
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片岡球子について
鮮やかな色彩と力強く独創的な作風で知られ、院展の重鎮として活躍、現代日本画壇に大きな足跡を残す。103歳で世を去り、80年に渡って、描きたいという情熱に身をゆだね、思いのままに描き続けた。 富士山を多く描き、野太い線と激しい原色が強烈な印象を与える。作風が非常に個性的であったため、初期は落選を重ねました。しかし、粘り強く努力して次第に頭角を現し、遅咲きの47歳で日本美術院同人となりました。