シバヤマ 無料査定
浜口陽三「蝶と葉」カラーメゾチント

浜口陽三「蝶と葉」カラーメゾチント

浜口陽三によって初めて試みられた技法である「カラーメゾチント」により制作された作品です。自身が発光しているかのような果物や貝、蝶といったモチーフが暗闇から浮かび上がる静謐な世界観で、世界的に高い評価を得ています。本作も蝶の赤い羽根と背景の黒との対比が美しい逸品となっております。

技法 カラーメゾチント
画寸 8.5 × 9.5 cm
額寸 26.8 × 32.2 cm
レゾネNo. No.132
制作年 1972年
限定部数 111
サイン 本人サイン
在庫状況 売却済

浜口陽三について

「20世紀の半ばの最も名高い、孤高ともいえる主導者」、「カラーメゾチントの新しい技法を開拓した作家」と紹介され、浜口の高度な技術から生まれる繊細で静謐な作風は、他の追随を許さず高く評価されており、世界の代表的銅版画作家の一人として広くその名を知られました。独学でメゾチント技法を探求し、そして、フランス語ではマニエル・ノワールと呼ばれ「黒の技法」を意味するこの技法に豊かな色彩を取り入れた、唯一無二の作家です。東京国際版画ビエンナーレ展以来、サンパウロ、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ルガノ、リュブリアナ国際版画展などで受賞した。

無料査定