色彩は明るく、透明感のある作品が印象的。欧米を取材して回り、先々の風景を切り抜いたような作品が多い。また音楽とも親しみは深く、画中に楽器が登場することも度々だ。透明感のある色彩と言えば、もう一つの特徴としてガラス絵の制作が見られる。油彩の習作にも使われる技法だそうだ。常に移ろいゆく光を留める為にガラス絵が選ばれた。その透明感には光の他に作者の「その瞬間の気持ち」が込められているからとも称されている。
- 公式サイト
- 坂口紀良・オフィシャルホームページ
- 性別
- 男性
- 出身地
- 愛知
年 | 主な出来事 |
---|---|
1948年昭和23年 |
愛知県豊橋市に生まれる。 |
1972年昭和47年 |
東京芸術大学油絵科(中根教室)卒業。卒業制作が文部省買い上げとなる。安宅賞受賞。 |
1974年昭和49年 |
同大学院修了。朝の会に95年まで出品。 |
1977年昭和52年 |
個展(銀座・洋協ホール)。渡欧。 |
1979年昭和54年 |
帰国後、鹿児島にて留学時の研究を続ける。 |
1980年昭和55年 |
立川市にアトリエを移す。 |
1981年昭和56年 |
悠環会(東京・大丸デパート)に1985年まで出品。 |
1984年昭和59年 |
和の会(銀座・和光)に1986年まで出品。 |
1985年昭和60年 |
ガラス絵による個展。 |
1986年昭和61年 |
日本アートフェアー'86(銀座・洋協ホール)出品。 |
1989年平成元年 |
風の会(銀座・ギャラリー和田)に1998年まで出品。 |
1990年平成2年 |
ニューアーティストウェイブ展(東京美術倶楽部)出品。 |
1992年平成4年 |
多摩湖畔にアトリエを移す。 |
1994年平成6年 |
南仏、イタリア取材旅行。 |
1996年平成8年 |
個展(永善堂画廊)光の会(銀座・和光)に現在まで出品。ニューヨーク取材旅行。 |
1997年平成9年 |
TiaF(東京国際フォーラム・日本洋画商協同組合主催)に出品。 |
1998年平成10年 |
各地で個展。ウィーン、プラハ取材旅行。 |
2000年平成12年 |
イギリス取材旅行。 |
2002年平成14年 |
全国各地で個展開催。 |
2004年平成16年 |
個展(そごう横浜店)。桃花の会(日本橋高島屋)。 |
2005年平成17年 |
個展(金沢・香林坊大和)。 |
2007年平成19年 |
第7回 伝統からの創造-21世紀展(東京美術倶楽部)現在まで出品。 |
2009年平成21年 |
立軌展(国立新美術館)現在まで出品。主要都市で個展を展開。 |
2011年平成23年 |
稜の会(日本橋高島屋、大阪高島屋、名古屋高島屋)。 |
2012年平成24年 |
稜の会(日本橋高島屋、大阪高島屋、名古屋高島屋)。 |
2014年平成26年 |
現在、立軌会同人 |
2019年令和元年 |
逝去 |