サーカス
「サーカス」より PL.4
サーカスの熱烈なファンであった、画商ヴォラールの依頼により制作され、下絵の制作から40年が経ち1967年に出版された。サーカスは人間の根源的な喜怒哀楽が交錯する舞台であり、踊り子や道化師、人間の顔をした動物たち、そして彼らの繰り広げる華麗で奇抜な舞台と、その裏の秘密めいたサーカス小屋の雰囲気、その観客まで含めた大きな視野でサーカスをとらえ、幻想的に表現した。
技法 | リトグラフ |
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画寸 | 42.0 × 32.0 cm |
レゾネNo. | M.493 |
制作年 | 1967年 |
限定部数 | 250 |
在庫状況 | 売却済 |
シャガールについて
「色彩の魔術師」といわれる豊麗な色、空中を浮遊する超現実的幻想、詩情などで独自の世界を展開。 銅板、リトグラフによる多数の挿画本、版画を制作。世界画壇の最高峰として市場人気が高い。