京洛春秋 春夏三撰
花明り
「花明り」をきっかけに以後の東山作品は、この世に同じ時間を共有し得た花や草木、そして自然に対して、限りない愛情と共感の念をよりいっそう深めていく。 －花はいま月を見上げる。月も花を見る。これを巡り合わせというのだろうか。これをいのちというのだろうか－『京洛四季』
| 技法 | 木版画 |
|---|---|
| 画寸 | 37.1 × 28.2 cm |
| 額寸 | 56.6 × 45.2 cm |
| 用紙 | 越前生漉奉書紙 |
| レゾネNo. | No.100 |
| 制作年 | 1978年 |
| 限定部数 | 450 |
| 版元 | アダチ版画研究所 |
| 取材先 | 京都 円山公園 |
| 在庫状況 | 売却済 |
東山魁夷について
国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。
