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棟方志功「観自在菩薩尊図」リトグラフ

棟方志功「観自在菩薩尊図」リトグラフ

 「観自在菩薩」は一般的に<観音さま>と呼ばれる<観音菩薩>の別名で、日本や中国では古代から広く信仰を集めている尊格です。<観世音菩薩><求世観音>とも呼ばれています。「観自在」とは、智慧をもって対象を客観的に冷静に見つめることによって計り知れない結果を得ることを意味し、広く知られている<般若心経>の冒頭に東京する「観自在菩薩」はまさに般若(悟り)の智慧の象徴とされています。  本作品では、板画とともに作家の最も重要な仕事とされる倭画(やまとが)の名品を原画とする美しいリトグラフです。棟方作品は、現代人が忘れかけている何かを天衣無縫の画面から優しく思い出させてくれる心の鏡と言えるでしょう。

技法 リトグラフ (複製版画)
画寸 36.5 × 29.4 cm
額寸 56.3 × 46.2 cm
用紙 特漉弐号紙
制作年 2014年
版数 26版26色
限定部数 240
承認 棟方良
工房 版画工房アルミィ
在庫状況 売却済

棟方志功について

「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功。一心不乱に版木に向かう姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方志功が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方志功の形成に大きな影響を与えました。

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