春静
鷹ケ峰のおおらかな稜線が、力強く空を截る。
濃緑の山に向かって一本の桜樹が、春の日の静けさに白く匂っていた。
-東山魁夷画文集より-
技法 | リトグラフ |
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画寸 | 44.5 × 60.7 cm |
額寸 | 73.4 × 89.5 cm |
用紙 | ヴェラン・アルシュ |
レゾネNo. | No.172 |
制作年 | 1993年 |
版数 | 26版 |
限定部数 | 350 |
工房 | MMG版画工房 |
取材先 | 京都市北区/鷹ヶ峰 |
在庫状況 | 売却済 |
東山魁夷について
国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。