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東山魁夷「京洛小景より『一力』」セリグラフ

東山魁夷「京洛小景より『一力』」セリグラフ

祇園の中でも最も格式の高い、由緒のある「お茶屋」。
歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」にも登場する歴史的なお茶屋で、元々の屋号は「万亭」でしたが、この芝居が大当たりし、世に知れ渡るようになると、実在の屋号までが芝居の中で使われた「一力」と言う名で呼ばれるようになりました。
大正初期の法律改正により四条通でのお茶屋営業が禁止され、四条通に面していた入口を花見小路側に移設しましたが、今もお座敷の名に当時の名残が残っています。

技法 セリグラフ
画寸 33.0 × 46.5 cm
制作年 1971年
限定部数 250
取材先 京都・祇園
在庫状況 売却済

東山魁夷について

国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。