紅白梅に山雀
春の青空に淡い紅白梅がよく映える。そこに止まった一羽の山雀のなんとかわいらしいことだろうか。青邨によって描かれるかわいい登場者たちからは、青邨の穏やかな人柄がにじみ出ている。
技法 | セリグラフ (複製版画) |
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画寸 | 33.5 × 52.5 cm |
限定部数 | 150 |
承認 | 平山郁夫監修 |
在庫状況 | 売却済 |
前田青邨について
二度の大戦をまたぎつつ日本美術界を牽引してきた巨匠。玉堂の後を継ぎ、皇室で絵の指導をするなど、その存在の大きさが伺える。武者絵、花鳥など主題は多岐に渡り、作風も写実的なものからコミカライズされたものと幅広い。日本画の伝統に裏打ちされた確かな技術に加え、大胆な構図など流石だと唸らせる。己の画業だけでなく、多くの後進の育成にも非常に精力的だった。