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棟方志功「大慈航観世音菩薩図」リトグラフ

棟方志功「大慈航観世音菩薩図」リトグラフ

 楽器を手にした二人の観世音菩薩は、東大寺仏殿の「八角灯籠」の飛天像を思わせますが、今日、私たちが目にすることの出来る観世音菩薩像の歴史的傑作と同様、端正な顔立ちをした豊満な肉づきの女性らしい姿が、優雅な曲線と迷いのない筆致、鮮やかな色彩で描き上げられていて、棟方芸術の特色である女性への思い…愛情、信頼、敬意、感謝が画面全体から伝わります。

技法 リトグラフ (複製版画)
画寸 39.1 × 72.7 cm
額寸 60.9 × 94.5 cm
制作年 2008年
版数 35版35色
限定部数 180
承認 財団法人棟方板画館監修
在庫状況 売却済

棟方志功について

「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功。一心不乱に版木に向かう姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方志功が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方志功の形成に大きな影響を与えました。

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