炫火頌「神火の柵」
「炫火頌(かぎろいしょう)」は、棟方志功の初期からの支持者である文芸評論家・保田興重郎の短歌を取り入れて制作された、全32編からなる連作。制作は昭和23年頃から晩年まで続けられ、一人の歌人の短歌をテーマにした連作の中では最も長期に渡っています。 棟方志功は炫火頌について、「思う存分遊びたわむれ、天上に遊ぶ思いでつくった」と語っている。
技法 | 板画 |
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画寸 | 30.0 × 24.0 cm |
制作年 | 1958年 |
鑑定書 |
棟方志功鑑定委員会登録証 |
在庫状況 | 売却済 |
棟方志功について
「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功。一心不乱に版木に向かう姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方志功が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方志功の形成に大きな影響を与えました。