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奥村土牛「醍醐」木版画

奥村土牛「醍醐」木版画

京都・醍醐寺のしだれ桜を描いた作品で、作者奥村土牛の代表作の一つである。
「三宝院前の土塀のしだれ桜に極美を感じ写生をし、いつか制作したい」と考えるようになったという。この時土牛は2

3日通い、土塀前の満開の桜を夕暮れまで写生したという。この桜を描きたいという思いはしばらくかなわなかったが、10年を経た昭和47(1972)年に「今年こそと思って」桜の咲く時期を待ち再び同寺を訪れ、本作を制作している。

技法 木版画
画寸 43.0 × 36.5 cm
限定部数 250
原画 山種美術館蔵
版元 アダチ版画研究所
在庫状況 売却済

奥村土牛について

現代日本画壇の最高峰に位置した代表的な日本画家の一人。
号である「土牛」は、出版社を営んでいた父が寒山詩の一節「土牛石田を耕す」から引用してつけられた。 刷毛で胡粉などを100回とも200回ともいわれる塗り重ねをし、非常に微妙な色加減をもった作品が特徴とされる。

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