大仁富士
梅原は戦後まもなく伊豆の大仁ホテルにこもって富士山を描いたと言われている。「富士は何時見ても新鮮で美しく、直ぐ描きたくなる。しかしなかなか思うように描けないから、いく度でも繰り返して描きたくなるわけだと思う。それと、二、三か月、日をおいて見るとまた全く新鮮に見れることが非常に愉快である。」と述べている。また、大仁ホテルは、長嶋茂雄が自主トレに使っていたことでも 知られています。
技法 | シルクスクリーン |
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画寸 | 37.0 × 45.0 cm |
額寸 | 56.0 × 70.0 cm |
制作年 | 1982年 |
限定部数 | 275 |
サイン | 承認印 |
取材先 | 伊豆 |
在庫状況 | 売却済 |
梅原龍三郎について
風景画主体で、華やかな色彩の中に豪快なタッチ、東洋絵画の特色を生かした重厚な作風で知られ、自由奔放な画風を確立。代表的作品に『富士』『裸婦』『金の首飾り』『桜島』『雲中天壇』『紫禁城』『北京秋天』『霧島(栄ノ尾)』などがある。晩年に使用した吉田五十八設計の東京都市ヶ谷のアトリエが山梨県北杜市の清春芸術村に移築され公開されている。