Daphnis and Chloe
死せるイルカと三百エキュ
「ダフニスとクロエ」は、エーゲ海のレスボス島の伸びやかな牧野を舞台に繰りひろげられる神話的・牧歌的な物語。「色彩の魔術師」といわれたシャガールによる、色彩豊かな幻想的な世界が表現されている。
シャガールはギリシアの各地を二度にわたり取材し、グワッシュの下絵を制作してから版画に取り組みました。フェルナン・ムルロの版画工房で習得したカラー・リトグラフの絢爛たる色彩を活かして42作品を描いている。本作品にはリトグラフとしては例外的に20色以上もの色彩が用いられたこともあり、完成には4年以上の歳月が費やされた。
| 技法 | リトグラフ |
|---|---|
| 画寸 | 42.0 × 32.0 cm |
| 紙寸 | 53.5 × 38.2 cm |
| 用紙 | Arches paper |
| レゾネNo. | M.338 |
| 制作年 | 1961年 |
| 限定部数 | 250+XX(20) |
| サイン | なし |
| 版元 | Tériade Editeur, Paris |
| 在庫状況 | 売却済 |
シャガールについて
「色彩の魔術師」といわれる豊麗な色、空中を浮遊する超現実的幻想、詩情などで独自の世界を展開。 銅板、リトグラフによる多数の挿画本、版画を制作。世界画壇の最高峰として市場人気が高い。
