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藤田嗣治「魅せられし河より『パレロワイヤル』」カラーエッチング

藤田嗣治「魅せられし河より『パレロワイヤル』」カラーエッチング

パリにある歴史的建造物で現在では回廊に囲まれた庭園と現代アートを鑑賞できる場所である。
ルーヴル宮殿の北隣に位置する。もともとはルイ13世の宰相リシュリューの城館だったが、彼の死後、主君に寄贈された。ルイ13世の死後、1643年に当時5歳のルイ14世がルーヴル宮殿から移り住んだことで、パレ・ロワイヤル(王宮)と呼ばれるようになった。それから、オルレアン家の手に渡り、ルイ14世の弟オルレアン公フィリップ1世が住むようになる。当時は、建物の中には貴族や金持ちしか入れなかったが、一般公開されていた庭園で庶民は散歩を楽しむことができた。その後、リシュリュー時代の建物は取り壊された。

技法 カラーエッチング
画寸 34.0 × 19.0 cm
制作年 1951年
限定部数 315
在庫状況 売却済

藤田嗣治について

東京美術学校を卒業後、フランスに渡り、モディリアニらとともにエコール・ド・パリの代表的画家として活躍しました。とりわけ、裸婦に代表される「乳白色の肌」の優美な美しさは、多くの人々の心をとらえました。その後中南米を旅行して日本に帰国し、二科展で活躍するとともに、第二次世界大戦中は戦争画も描きます。大戦が終わるとフランスに戻り、やがて帰化して、再び日本の土を踏むことはありませんでした。