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速水御舟「炎舞」リトグラフ

速水御舟「炎舞」リトグラフ

「炎舞」は昭和52(1977)年に重要文化財に指定され、御舟の最高傑作として、また近代日本画史上における傑作としても評価の高い作品である。
作品の制作にあたっては、大正14(1925)年の7月から9月にかけて約3ヶ月間家族と共に滞在した軽井沢での取材をもとにしている。毎晩、焚き火をたき、そこに群がる蛾を写生したり、採集した蛾を室内で写生したという。蛾に関しては克明な写生がいまも残されている。

技法 リトグラフ (複製版画)
画寸 89.7 × 40.0 cm
限定部数 350
承認 山種美術館監修・協力
原画 山種美術館所蔵
取材先 軽井沢
備考

重要文化財

在庫状況 売却済

速水御舟について

23歳で日本美術院同人に推挙されるなど、若くから才能を認められ、40年の短い生涯をまるで予見するかのように貪欲に画風を変えながら、新しい日本画の表現に挑戦し続けました。細密な描写による象徴的世界を創出、琳派(りんぱ)の装飾性と写実との合体を図るなど、日本画の近代化を推進した。その歩みは真の美をつかみとろうとする限りない自己探求の道でした。

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