西瓜 Watermelon
浜口陽三によって初めて試みられた技法である「カラーメゾチント」により制作された作品です。本作は1982年に開催された北カリフォルニア版画大賞展にてグランプリを受賞しています。深い闇から浮かび上がる西瓜の赤が印象的な逸品で、浜口陽三全版画作品集の表紙としても使用されています。
技法 | カラーメゾチント |
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画寸 | 23.3 × 54.1 cm |
レゾネNo. | No.166 |
制作年 | 1981年 |
限定部数 | 150 or XXX (30) |
サイン | 本人サイン |
所蔵 | 東京国立近代美術館 町田市立国際版画美術館 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション |
備考 |
北カルフォルニア版画大賞展グランプリ受賞 作品 (1982年) |
在庫状況 | 予約中 |
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浜口陽三について
「20世紀の半ばの最も名高い、孤高ともいえる主導者」、「カラーメゾチントの新しい技法を開拓した作家」と紹介され、浜口の高度な技術から生まれる繊細で静謐な作風は、他の追随を許さず高く評価されており、世界の代表的銅版画作家の一人として広くその名を知られました。独学でメゾチント技法を探求し、そして、フランス語ではマニエル・ノワールと呼ばれ「黒の技法」を意味するこの技法に豊かな色彩を取り入れた、唯一無二の作家です。東京国際版画ビエンナーレ展以来、サンパウロ、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ルガノ、リュブリアナ国際版画展などで受賞した。