曙
作家川端康成に助言をもらった東山は、 北欧から帰国後日本古来の文化が集まる京都を描いた。 春霞にかすんだ、なだらかな比叡山の山並みを描いた「曙」は、京都の佇まいが醸し出す雅で優雅な雰囲気を表している。
| 技法 | リトグラフ |
|---|---|
| 画寸 | 43.2 × 61.0 cm |
| 額寸 | 68.8 × 86.0 cm |
| 制作年 | 1999年 |
| 版数 | 32版 |
| 限定部数 | 330 |
| 所蔵 | 財団法人北澤美術館 |
| 原画 | 1968年制作 |
| 取材先 | 比叡山（京都・滋賀） |
| 在庫状況 | 売却済 |
東山魁夷について
国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。
