たにま






深々と雪にとざされた谷間に、ひとすじの小川が流れ出る。
冬の沈黙が、かすかな、せせらぎの音によって破られる。
ひそやかではあるが、回生の喜びが、日一日と雪の谷間にひろがってゆく。
『四季めぐりあい 春』1995年
技法 | 木版画 |
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画寸 | 47.0 × 37.0 cm |
額寸 | 66.9 × 57.2 cm |
制作年 | 1999年 |
限定部数 | 250 |
工房 | アダチ版画研究所 |
取材先 | 長野県/野沢温泉村 |
在庫状況 | 在庫あり |
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東山魁夷について
国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。