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東山魁夷「綿雲」リトグラフ

東山魁夷「綿雲」リトグラフ

代表作「緑響く」を筆頭に、白馬は東山作品に頻繁に登場します。 東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、ドイツ留学を終えて日本へ戻った東山は、第二次大戦へと向かって進む暗く不安定な世相に対する救済の祈りを込めて白馬というモチーフを描き始めたといいます。 戦争勃発を境に一旦は白馬を描かなくなりましたが、再度のドイツ留学を経てもう一度白馬を描いた連作を発表しています。 また、当作は日本経済新聞社版の『東山魁夷全版画集1856-2000』に収録されており、大変コレクション価値のある逸品です。

技法 リトグラフ
画寸 36.5 × 52.5 cm
額寸 61.0 × 76.0 cm
制作年 1995年
限定部数 250
在庫状況 予約中

東山魁夷について

国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。

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