静唱




パリの南郊外にあるソー公園 (parc de Sceaux)での取材をもとに描かれた作品を版画化したものです。 1981年に描かれた原画は現在、長野県立美術館の東山魁夷館に所蔵されています。 晩秋の霧深い朝、ほとんど人影のない園内で、ポプラ並木が水面にその姿を映しながら静かに佇んでいます。 魁夷はこの光景を目にし、「私の心に敬虔な音楽が静かに響いてくるように感じた」との言葉を遺しました。
技法 | リトグラフ |
---|---|
画寸 | 31.5 × 46.0 cm |
額寸 | 57.0 × 70.0 cm |
制作年 | 1995年 |
限定部数 | 200 |
取材先 | パリ郊外 / ソー公園 (parc de Sceaux) |
在庫状況 | 在庫あり |
相場に合わせた適正価格で販売!
東山魁夷について
国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。