緑響く
「戦後、点景を排除した風景を描き続けて来た私にとっては単純に画面効果のために、
白馬を添えるということは考えられない。…… 白馬は、明らかに点景ではなく、主題である。」(東山魁夷画文集「白い馬の見える風景」より、新潮社)と魁夷は語る。
そして、白馬は心の切実な祈りであると言う。それら白馬シリーズの1作ごとに、魁夷は詩さえ付けている。
「絃楽器の合奏の中を ピアノの単純な旋律が通り過ぎる」
「戦後、点景を排除した風景を描き続けて来た私にとっては単純に画面効果のために、
白馬を添えるということは考えられない。…… 白馬は、明らかに点景ではなく、主題である。」(東山魁夷画文集「白い馬の見える風景」より、新潮社)と魁夷は語る。
そして、白馬は心の切実な祈りであると言う。それら白馬シリーズの1作ごとに、魁夷は詩さえ付けている。
「絃楽器の合奏の中を ピアノの単純な旋律が通り過ぎる」