初春大和
奈良の古塔と桜を背景にして、作家が「森」シリーズとして初期の頃に好んで描いたモチーフである鹿が並んで佇んでいます。古来から神の化身であり森の守り神とされた老鹿の死に立ち会うという稀有な体験をし、それから対象の表層ではなく本質を描きだすことの重要性に気づいた作家は、何百枚もの鹿を描き続けました。空と大地の黄色と、古塔と木々の青色の対比も美しい逸品です。
技法 | リトグラフ |
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画寸 | 63.0 × 73.3 cm |
額寸 | 87.0 × 96.0 cm |
紙寸 | 75.0 × 87.1 cm |
用紙 | B.F.Kリーブ紙 |
制作年 | 1996年 |
版数 | 15版15色 |
限定部数 | 150 |
サイン | 本人サイン |
工房 | 赤川版画工房 |
在庫状況 | 在庫あり |
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千住博について
日本画の存在やその技法を世界に認知させ、真の国際性をもった芸術領域にすべく、講演や著述など幅広い活動を行っている。ニューヨークを拠点に世界的に活躍する日本画家