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伊東深水「初夏の庭」木版画

伊東深水「初夏の庭」木版画

深水は明治の世に失われていく浮世絵・木版画文化の保存復興を目指した画家である。通常の日本画とは違ったタッチで描かかれた本作品はまさしく木版画に起こす事を意識した線だという事がわかる。

技法 木版画 (複製版画)
画寸 48.0 × 42.5 cm
額寸 69.5 × 64.0 cm
制作年 1994年
版数 51版270摺
限定部数 300
版元 モモセ版
在庫状況 売却済

伊東深水について

東京深川に生まれる。印刷所の活版工として働き、13歳の時に鏑木清方に師事し、早くから頭角を現す。以後、挿絵や版画に取り組み、若干17歳で文展に入選する。大正11年、平和記念東京博覧会で受賞後、官能的で甘美な美人画を生み出した。時代と風俗は変わっても美人へのあこがれは不変であるとの考えにたって,美女を描きつづけた。帝展や文展で活躍する一方、青衿会などの画会を結成。戦後は日展を舞台として美人画の道を歩み、堅実な表現力と優美な描写で不動の地位を築いた。

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