カインとアベル




描かれているのは、旧約聖書の『創世記』第4章に登場する兄弟のことです。神に捧げ物をした際、弟のアベルのみが受け入れられ、己は受け入れてもらえなかったことに嫉妬した兄のカインは弟を殺してしまいました。人類初の殺人というこの悲劇を、シャガールならではの大胆な構図と色遣いで描いたのが当作品です。ユダヤ教徒であったシャガールは、こちら以外にも聖書をモチーフにした作品を多数描いています。
技法 | リトグラフ |
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画寸 | 35.5 × 26.5 cm |
レゾネNo. | M.238 |
限定部数 | 50 |
サイン | 本人サイン |
備考 |
制作年:1958年-1959年 |
在庫状況 | 在庫あり |
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シャガールについて
「色彩の魔術師」といわれる豊麗な色、空中を浮遊する超現実的幻想、詩情などで独自の世界を展開。 銅板、リトグラフによる多数の挿画本、版画を制作。世界画壇の最高峰として市場人気が高い。