毒きのこ
代表的なモチーフ「かぼちゃ」作品以外では、「きのこ」も十和田市現代美術館のオブジェ作品など数多く残している。 草間彌生の描く無数の斑点で彩られる「きのこ」は、毒きのこの象徴的にも感じる。 そのカラフルな色には危険とわかっていても、どこか惹かれてしまうものがある。 「きのこ」は空中に胞子を飛ばし、どんどん数を増やしていき、知らない間に生えて、さらに回りにはちいさな「きのこ」が次々に誕生していく。 可愛らしい見た目に反し、その増殖力はすさまじく、無限の繁殖・生命力を感じさせるものである。
技法 | スクリーンプリント |
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画寸 | 45.4 × 52.8 cm |
額寸 | 74.0 × 79.4 cm |
紙寸 | 53.5 × 61.0 cm |
用紙 | Izumi |
レゾネNo. | No.138 |
制作年 | 1990年 |
版数 | 21版20色21刷 |
限定部数 | 100 |
サイン | 本人サイン |
備考 |
ED・サイン部にぼかし加工をしております |
在庫状況 | 売却済 |
草間彌生について
半世紀以上にわたって水玉や網目の作品を作り続けてきた。表現方法は絵画、ソフトスカルプチャー、コラージュ、版画、環境芸術、野外彫刻、映像、文学など多岐に渡り、我々の想像をはるかに超えた独創的な作品を生み出しています。 世界的名声を誇る随一の日本人現代芸術家。