林喜市郎
失われつつある日本の民家を描き続けた
1919年大正8年 〜 1999年平成11年
シベリアに拘留されるも、敗戦とともに帰国し、日本の原風景(萱葺きの民家)を描き続けた。季節の流れを感じさせる透明感のある色彩で描かれた、郷愁を呼ぶ懐かしい民家の作品は、単なる風景画ではなく、日本人の遺伝子の中にあるアニミズム信仰、自然と共に生きることの大切さを描いている。
- よく描くテーマ
- 古民家
- 性別
- 男性
- 出身地
- 千葉
年 | 主な出来事 |
---|---|
1919年大正8年 |
千葉県野田市に生まれる。 |
1946年昭和21年 |
シベリア抑留 |
1950年昭和25年 |
帰国。民家を訪ねて制作を始める。 |
1970年昭和45年 |
全国勤労者美術展都知事賞。 |
1971年昭和46年 |
一水会入選。以後4回入選。 |
1973年昭和48年 |
ブロードウエイギャラリーにて第1回個展。 |
1975年昭和50年 |
日伯現代美術展入選。ブラジル展選抜。 |
1978年昭和53年 |
松坂屋名古屋本店にて個展。 |
1984年昭和59年 |
松坂屋上野店にて個展。 |
1986年昭和61年 |
池袋・東武百貨店にて個展。 |
1991年平成3年 |
東急渋谷本店にて個展。 |
1999年平成11年 |
11月逝去。享年80歳。 |
最終更新 2014年05月22日